昨今の世界恐慌による日本市場の経済ダウンは図り知れませんね!
残念…
と言えば、やはりお前もかよ!と、Softbankも同様にE71発売中止を発表しました。微妙に期待をした時間もありましたが、これは相手あっての事なので仕方ありません。やや寂しい感もありますが…
無念…
HONDA F1撤退は個人的には衝撃でした。過去にも1度撤退?(休止)しているので、再来になるのかも知れませんが、経済情勢を考えると当分復活の兆しは見えそうにもありません。離れる期間が長ければ長いほど復活し難くなる世界でもあり、この決断は他のチーム(カーメーカー)にも大きな影響を与えるのでは?と懸念しています。HONDAは我慢の年だとこの1年耐えに耐えてきた経緯もあったので、来期への意気込みもこの決断で消滅してしまうのかと…
今日1日で2つのニュースを知り、かなりクタクタになりました。

悲願のワールドチャンピオン!キミ・ライコネンおめでとう!!
今季最後のBrazil GPは久々にエキサイティングするGPだったと思う。
マクラーレン時代にも幾度もチャンピオンに大手がかかるものの、「運」という最も不運な差でチャンピオンに一歩届かず、様々な批判も受けつつ頑張ってきた事が身を結んだかも知れない…
フェラーリへの電撃移籍もある意味大きな賭けだったかも知れないが、その潔さに「運」が彼に近付いてきたという以外に今回のシナリオは劇的かつエクセレンスだったように感じている。
来年更なる進化を遂げるであろうライコネンに期待を膨らませたい!
壮絶なGPでした。結果としてマイケルの逆転チャンピオンはなし得なかったけれど、個人的に心に刻まれるものは数々あったように思う。ここまで神は悪戯をするのか!と思うくらい予選からマイケルに集中するようにアクシデントがあり、なかば諦めかけていたんだが、彼はそれで終わる人物ではなかった。心からマッサの勝利を祝いその場から離れていったが、自身思うことも色々とあったんだと思う。これでマイケルに会えなくなると思うと寂しい気もするが、様々なものを残してくれた。

いよいよ世界選手権最終GPです。
このブラジルGPでは2つの楽しみがある訳です。
なんといっても今年のチャンピオンシップ、近年最終戦までもつれるほど接戦したことはありませんでした。そして最後はマイケルの最後の出走です。これまで特別マイケルを応援してきた訳ではありませんでしたが、彼を指示する理由には亡き音速の貴公子アイルトン・セナが関係しています。マイケルはセナに憧れいつかはセナを超える事を目標としていました。そんな最中にあの忌まわしい事故がセナを襲った。ファンならずとも大きな悲しみにつつまれました。マイケルも目標であり自身のアイドルであったセナが忽然と目の前から消えた訳ですから、私の受けた衝撃どころではなかったと思います。以後マイケルはセナの存在を継承するべくこれまで数々の偉業を達成してきました。私の思い込みもありますが、マイケルはセナを継承しセナを超えて行ったんだと思います。そんなマイケルが自身のHOMEから去ろうとしているんです。セナはきちんとした形で世代後退できなかった。マイケルにはセナができなかった務めがこのブラジルGPあるような気がします。どういう結果であれ私はこの目にしっかりと焼き付けるつもりです。
Race Results
POS |
DRIVERS |
TEAMS |
GAP |
LAPS |
BEST TIME |
M SPEED |
01 |
M. Schumacher |
Ferrari |
0’00”000 |
56 |
1’38”553 |
320 |
02 |
Alonso |
Renault |
0’03”100 |
56 |
1’37”586 |
313 |
03 |
Fisichella |
Renault |
0’44”700 |
56 |
1’39”332 |
317 |
04 |
Button |
Honda |
1’11”700 |
56 |
1’39”206 |
313 |
05 |
De La Rosa |
Mclaren |
1’16”700 |
56 |
1’39”149 |
315 |
06 |
Barrichello |
Honda |
1’18”600 |
56 |
1’39”749 |
307 |
07 |
Heidfeld |
Bmw Sauber |
1’31”400 |
56 |
1’39”164 |
309 |
08 |
Webber |
Williams |
2’06”500 |
56 |
1’39”907 |
305 |
予選から波乱のGPになる予感はしていましたが、やはり天気も不安定な状況…かなりチーム泣かせのコンディションだったように感じます。個人的にも注目していたのは、はやり引退会見をしてのしかかる何かを払拭したマイケル。予選はタイヤのせいかあまりポジションを上げる事ができませんでした。スタート後いくつかのポイントはあったものの、コンディションの変化によりジワジワと追い上げをしてみせ、最後にはトラブルを抱えたかに見えたアロンソを自力で交わしてラップリーダーに!最終賭けに出たアロンソも猛追するも時既に遅し…と言った、かなり見応えのあるGPでした。(うちの奥さんが言ってたくらいなんで)
最終的に優勝をGETしたマイケルはこれでチャンピオンシップ同点になり、残り2戦が重要なGPになりそうです。過去鈴鹿で決まる事もしばしばでしたが、今回は最終戦までもつれ込みそうですね!せっかくチャンピオンシップで同ポイントに並んだんで、マッサのリタイヤが悔やまれます。1ポイントでも取っていたら、「ダブル同ポイント!」なんて見出しもあったかも?いつの間にかホンダファンだった私も今期残りはマイケルのこれまでの功績に経緯を評し、最後の応援をしたいと思います。